結婚式の二次会のマナーっていったいどのようなものがあるのでしょうか。経験のない人は「失礼なことをしないだろうか。」「服装はどうしたら良いのだろうか?」と不安になるものです。また、二次会の受付係とはいったいどのようなことをするのでしょうか?受付を任されたら前もって準備しておくことはあるのでしょうか?今回は、このような「結婚式の二次会にまつわる様々な疑問」を徹底的に解説します。マナーを守って、新郎新婦の新たな門出を華やかに祝福してあげましょう!
まず結婚式の二次会の受付を任されたらすることは、二次会参加者名簿をつくることです。これは、場合によっては新郎新婦や幹事がつくってくれたりすることもあるので確認しておきましょう。参加者名簿は、通し番号をふった氏名とふりがなを入れた表にします。エクセルで作ってもよいですね。出席チェック欄を設けて、備考欄もつくっておくと便利ですよ。その際五十音順にしておくことで出欠のチェックがスムーズに進みます。また性別で色分けしておくと、男女で会費の金額が違う場合がよくあるので間違いにくくおすすめです。また、急きょ出席する人も出てくる可能性があるので、何行か予備の欄もつくっておきましょう。 当日会場での受付の流れはこのような感じです。 ・参加者の出欠をとる ・会費を受け取る ・ビンゴ大会などのゲームなどで何か配布物があれば配布する(幹事に前もって確認しておきましょう。) ・新郎新婦へのメッセージを書いてもらったり、写真撮影をさせてもらう ・会場に案内(クロークなども案内する) ・受付が複数いる場合は受付を待っている参加者を整列させる ・受付終了後に参加費を金庫、または幹事へわたす ・お店への支払いを受付がする場合はお会計をする 受付の人は受付開始の1時間くらい前には会場に来て準備を開始しましょう。そのとき、参加者からトイレの場所などを聞かれることがよくあるのでトイレの場所なども忘れずに確認しておきましょう。 また、受付けは二次会開始後も少しの間は後から来るかもしれない人のために少しの間開けておくと良いでしょう。 受付係は現金を取り扱うので金銭のやり取りに間違いがないように再三確認するようにし、お金の管理にはくれぐれも注意が必要です。
受付は二次会の規模にもよりますが、3〜4人はいたほうがスムーズです。金銭授受係と、待っている人の整列係、写真撮影やメッセージを書いてもらう係など、係を最初から割り振っておきましょう。 また、会費の受け渡し時にどのようなおつりがどれくらい発生しそうかも前もって考えて準備しておきましょう。例えば、5,000円の会費ならば、出席予定者数の半分に当たる人が1万円札を持ってくることを仮定しておきましょう。 当日必要な物は、出席者名簿、釣銭とお金を入れる箱、電卓、封筒3枚くらい、まとめたお金を入れる用のフタ付きのBOX、メッセージカードを書いてもらう場合は色ペン各種などです。 受付係は前もって幹事や新郎新婦と相談しておくことが多いのでそのあたりをきちんとしておけば当日はスムーズに進むと思います。
二次会の会費はふくさに包んで取り出すべきかどうか迷われている方も中にはいらっしゃるかと思います。二次会の会費は財布から取り出してもOKです。ふくさは二次会の場合は受付の手間になり時間がかかるので必要ありません。 途中参加や途中退場についてですが、立食ならばOKです。その場合はあらかじめ受付の人か幹事にその旨を伝えてきましょう。着席の場合は途中参加や途中退場はNGです。 二次会できちんと新郎新婦にお祝いの言葉を伝えに行かないのはNGです。立食で席に座るのもできれば控えましょう。椅子は高齢者や妊婦さんのために用意されてあります。(ただ実際はそういった人がいなければみんな座っているので、本来はそういった目的でおかれている椅子ではありますが、ケースバイケースで周りをみつつ判断しましょう。) 新郎新婦そっちのけでグループでバカ騒ぎをするのも良くありませんね。また、お酒を飲みすぎて酔っ払い過ぎるのも避けたいところです。「めでたくてうれしい!」という気持ちはわかりますが周りや新郎新婦に心配をかけるので酔っぱらいやすい人は、その日は自重してお酒は少し控えめにしておきましょう。 またスピーチをするわけでなければ厳密にNGなわけではありませんが、「別れる、切れる、終わる、離れる、壊れる、滅びる」といった言葉はNGワードであることは一応頭に入れておきましょう。
結婚式の二次会はホテルなどの格式が高いところで行われる場合はセミフォーマル、カジュアルレストランならインフォーマルが良いでしょう。間違っても「白色または全身黒(黒の場合はさし色を使っていればOK)、殺生を連想させるアニマル柄や革製品やファー、露出度が高い服、黒色ストッキングや網タイツ、ブーツ、スニーカー、オープントゥパンプス、超ミニスカート、花嫁よりも目立ってしまうようなキラキラ過ぎるアクセサリー」は避けましょう。 一般的には女性ならワンピースや明るめのパンツスーツにヒールのあるパンプス(妊婦さんはヒールがなくてもOK)、男性ならスーツ+ポケットチーフ(ベストがあるとなお良い)が望ましいでしょう。 とにかく明るめで華やかで、でも花嫁よりもまだ目立たない、でもこの日のための衣装でヘアスタイルもお店でお願いするなどして手がかかっているということが人に伝わるようなコーディネートであれば大丈夫です。 こういったときのために大人のマナーとしてひとそろえ用意しておくのがベストです。 またヘアメイクについてですが、ノーメイクや、何もしていないそのままのヘアスタイルは避けましょう。ちなみに、ヘア小物はあってもなくてもOKです。香水の香りがキツイのも食事の席なので注意してください。
基本的には結婚式の二次会は会費を支払うのでご祝儀を持っていく必要はありません。その代わりといってはなんですが、みんなで募って前もってお祝いの品を送るなどしておくのも良いですね。その場合は、相手の負担にならない程度の金額にしましょう。人数にもよりますが1,000円〜2,000円くらいがベストです。
いかがでしたか?結婚式の二次会のいろいろなマナー、ご理解いただけたでしょうか?今回ご紹介したのは、受付をするにあたっての準備や当日の流れ、結婚式の二次会での服装は女性はワンピースやパンツスーツで白やティアラ、花嫁よりも目立たない明るいコーディネート、男性ならビジネススーツでもOK、でポケットチーフは必須、ベストがあればなおOKとのことでした。基本的には、新郎新婦をみんなで一緒に祝う場である、その気持ちを伝える場であるということを念頭においておけばそれほど気負う必要はありません。是非みんなで祝福の場を盛り上げましょう!
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