二次会を成功に導くために大事な要素を二つ挙げるとすれば、それは「しっかりと予算を設定すること」と「盛り上がる景品を揃えること」です。
特に景品代予算の設定は最重要ポイント。予算のうち飲食代や会場代、衣装代などの金額は動かすことが難しいので、必然的に景品代で予算の調節をすることになります。
二次会の会費は景品代の予算によって変動するため、景品代に充てる金額を早めに決めなければなりません。
言葉にすると簡単に思えるかもしれませんが、注意しなければならない点はたくさんあります。
この記事ではゲストが60人の二次会を想定し、景品代予算の決め方とその注意点、さらには盛り上がること確実のオススメ景品まで完全網羅して解説します。
二次会幹事の仕事として最初の難関は「予算を確定させること」です。
予算が確定しなければ二次会の会費も決定しないため、必ず早い段階で決めておく必要があります。先ほど触れた通り景品代以外の予算はほぼ動かせないため、景品代の予算をいくら上乗せするかで二次会会費が変動します。
例えばゲスト60人の二次会の場合、1人当たり千円徴収すれば6万円、1人当たり2千円徴収すれば12万円が景品代予算の総額となります。
景品代については予算を浮かせるべきか、予算を目いっぱい使って豪華な景品を揃えるべきか、新郎新婦に相談しながら計画することが大切です。
景品代予算の総額が確定したら、続いて景品を何点用意するのかを決めましょう。
それによって目玉景品に使える金額も変わってきます。1等の目玉景品は通常2万円から3万円程度に収めることが多いので、そこから逆算して景品の点数を決めていけば比較的簡単なはずです。
ゲスト60人の二次会であればゲストの3分の1である20人分が限度でしょう。
あまり景品点数を多くしすぎるとゲームや景品の受け渡しに時間がかかりグダグダになってしまう危険性もあるので、一般的には10人分くらいに留めることが多いです。
二次会のゲスト全員に参加賞を配るケースも多く見られます。
この参加賞を用意するかどうかも予算を左右するので、メインの景品を決める際にしっかり決めておきましょう。
例えばゲスト60人に対し3百円の参加賞を用意したら、「3百円×60人=1万8千円」もの費用がかかります。これだけの金額であればそこそこ豪華な景品を買うことができますよね。
参加賞を無しにして景品を豪華にするか、安価な参加賞を配ってゲスト全員の満足度を高めるか、どちらを優先するかを判断しましょう。
参加賞として配布する景品は、筆記具やメモなどの文房具やお菓子類、入浴剤や雑貨などが定番で、金額は1個当たり百円から3百円程度に収めるのが一般的です。
参加賞やプチギフト用の景品は値段が安くてもそれを感じさせないようなおしゃれな景品が多いので、実際に調べてみて予算と相談しながら総合的に判断するようにしましょう。
景品代を抑えて参加賞の景品の単価を上げるというパターンも考えられるので、新郎新婦と幹事全員で方針を決めておくことをおすすめします。
二次会の景品に何を選べばいいのか、初めての二次会幹事だとイメージが湧かないと思います。
景品の点数が決まっても内訳にも悩みますし、一つ一つ景品を考えるのも大変な手間でしょう。
そんな忙しい幹事の方にオススメなのが、「セット販売」による二次会景品です。
景品専門のネットショップでは、景品の点数別のセット販売を実施しているところがあります。
「景品5点セット」「景品10点セット」のような形で販売されているので、用意する景品の点数を決めてしまえばあとはセットを購入するだけ。
景品選びや予算の内訳に頭を悩ませる必要がないので非常に便利です。それに価格帯も様々で、例えば10点セットであれば5千円台の安価なセットから20万円以上もする豪華なセットまで需要に応じたセットが販売されています。
あまりにゲストの人数が多い二次会では対応できない可能性もありますが、ゲスト60人の二次会であれば10点セットを購入すれば事足りるでしょう。景品以外に時間を使いたかったり、二次会までに時間がない場合にはぜひ利用を検討してみてください。
先ほど紹介したセット販売はもちろん便利ですが、それ以外にも二次会景品ショップにはおすすめの景品が多数取り揃えられています。
その中でも特におすすめなのが商品引換券を目録として販売しているサービスです。
二次会にはあまり大きなカバンを持ってきている人は少ないですし、そもそも大きな景品では持ち帰るのが困難なゲストもいることでしょう。
二次会後に三次会を控えているゲストもいるでしょうし、大きな景品が煩わしさを感じさせてしまうのは避けたいところです。
そんな悩みは商品引換券の目録を景品とすることで全て解決します。
景品の種類も様々で、ディズニーランドやUSJ等のテーマパークのチケットはもちろんのこと、高級ブランド牛肉やずわいがに、電化製品、豪華客船のクルージングや旅行券など定番の景品は一通りそろっています。
目玉となり得る景品だけでなく、千円台で購入できる安価な景品も取り扱いがあるため予算の内訳を考える際に役立つことでしょう。
さらに、目録での販売には「景品の内容説明の豪華パネル」が付いているものが多いため、60人規模の二次会でもゲスト全員にアピールしやすいというメリットもあります。
先ほど触れた目録で景品を用意する方法ですが、その中でも旅行券は目玉の景品として最もおすすめです。
その理由は何と言ってもその豪華さ。「温泉旅行チケット」や「JTB旅行券」がパネル付きで紹介されれば、二次会の会場が盛り上がること間違いなしでしょう。
景品を選ぶ際には「万人に喜ばれるかどうか」を意識する必要がありますが、その面でも旅行券はベストの選択です。
食べ物には好き嫌いがありますし、電化製品は「すでに持っている」という最悪のケースも想定しなければなりません。
旅行券であればそのようなデメリットとは無縁ですし、最悪金券ショップで換金することもできるため貰って嫌がるゲストはいないはずです。
60人のゲストがいればその好みも様々ですが、全員の満足度を満たせるのがこの旅行券ではないでしょうか。ただし、旅行券はあまり値段の幅がなく、3万円ほど見ておく必要があります。
2等以下の景品としては高すぎるでしょうし、予算の融通が利かないのがデメリットです。購入は予算と相談して検討しましょう。
ゲスト60人の二次会を想定して解説してきましたが、参考になりましたか?
まずは景品代の予算を確定させることが大前提です。
予算が決まったら景品の点数と予算の内訳を考えましょう。
あわせて「参加賞を用意するかどうか」も決めておく必要があります。
これらの方針が決まったら、どのような景品を揃えるかを考えましょう。
時間がない幹事の方はセット販売の景品が最もおすすめです。
セット販売であれば予算の内訳や景品選びの時間を節約できるので他の部分に時間を割くことができます。
ただし、景品が荷物になることだけは避けるようにしましょう。
目録で販売されている景品を揃えればそのようなリスクを回避することができるので、こちらもおすすめの景品です。
また、目玉景品としておすすめの旅行券は二次会の盛り上がりに一役買ってくれるので検討の余地ありです。様々な選択肢がありますが、新郎新婦と相談しながら計画を進めることを意識してください。
あなたが幹事を務める二次会が成功することを心から願っています。
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