2019.11.28
結婚式等の二次会では景品付きのゲームを楽しんでもらうことが、一般的でしょう。
特に結婚式であれば、関係の深い出席者への感謝を込めることもできます。
けれどもどういう二次会にし、どんな景品を選ぶべきかで悩んでしまうこともあるかもしれません。
ここでは二次会景品選びの重要ポイントについて、予算相場を念頭にしながら解説していきます。
二次会の景品を選ぶとしても、二次会の規模をどれくらいにするのかあるいは招待する人を誰にするのかを決めることが大切になるでしょう。豪華な二次会にするのか、それとも簡素で和気あいあいとしたものにするのか、個々の状況で変わってくると言えます。
これはひとえに主催者の意向に関わってくることでしょう。たとえば結婚式であれば、特に親しい人たちに感謝を込めたいという考えで、二次会を開くかもしれません。
あるいは、より広い人たちに声を掛け、多くの人たちと楽しい時間を共有したいと思うかもしれません。これらは規模のことであり、規模が決まれば予算も組み易いでしょう。
また二次会を盛り上げるには、どんなゲームにするかも大事なことです。一般的にはビンゴが考えられます。ビンゴを端的に言えば数当てゲームであり、非常に簡素でプレイしやすいと言えるでしょう。
もしくはクジ引きもあります。会場に入る際に番号カード等を渡し、結婚式であれば二次会のラスト近くで、新郎新婦がステージでクジを引く等のことも想定できるでしょう。どんなゲームにするのかでも、予算が見積もり易くなるかもしれません。
二次会の景品を選ぶ際にも、参加人数を把握しておくことが大切でしょう。参加人数によって、予算も変わるため非常に重要な点でもあります。
一般的には二次会の参加人数は、約50人と言われているようです。首都圏では10人程度多いようですが、全国平均で見れば50人と見なされています。
状況によってはもっと少なく、30人の場合もあれば20人ということもあるでしょう。もちろん10人や5人でも二次会は開催できます。結局、個々の状況によって参加人数が変わります。
以下では、全国平均である50人参加の二次会を代表例としてお話していきます。
景品の予算を考える前に会費をいくらにするかで変わってきます。通常二次会では飲食代が中心となり、平均として4千円から5千円のようです。そこへ景品代を上乗せし、会費として集めるようになります。
景品代をいくらにするのかも主催者の意向次第でしょうが、概ね2千円から3千円程度のようです。二次会の参加人数が50人であれば、最低額で計算すると景品代は10万円になります。
ただし二次会の出席の有無によっても金額が変わってくるでしょう。事前に分かることもあれば、当日になってキャンセルということもあります。もし不足分が出るということであれば、どうやって補填するのかも事前に決めておくことが重要でしょう。
二次会の規模や招待する人あるいは人数まで決まったとしても、景品の個数をどれくらいにするのかが、問題かもしれません。言い換えれば当選数をいくつにするのかということです。
一般的には二次会参加人数の30パーセントが適切であると言われています。全国平均である50人の参加者がいれば、15人が当選することになります。会費が6千円で会費の内の2千円を景品代に割り当てるのであれば、10万円の景品代を15人で分け合うようになるでしょう。
しかし上記の例はあくまで一般的で最低限のものです。参加人数が100人という規模であれば、予算が変わってくるのは当然のことでしょう。もしくは20人程度や10人程度のこともあり、これもまた個々の状況次第です。
なにより景品に差を付ける方が参加している人も、より一層ゲームを楽しむことができるでしょう。目玉景品については次の章でお話しますが、差を付ける方法としては景品数を減らすというものもあります。たとえば30パーセントでなく20パーセントや10パーセントにし、希少価値を上げるということです。
いずれにせよ、二次会の景品には個数も大切です。自分の状況を踏まえつつも、参加人数の10から30パーセント程度を目安に個数を決めるべきかもしれません。
目玉となる景品を選んでおくことも二次会を盛り上げるには大切なことでしょう。当選者全員が同じ商品では、ゲームの楽しさも半減してしまうと言えます。では目玉景品をどのように選べばいいのでしょうか?
まずは予算になりますが、全国の平均参加人数である50人と平均の最低会費である6千円とし、会費の中の景品代を2千円として考えてみましょう。景品代の合計が10万円であり、一般的には目玉景品代が1万円から2万円です。残りのお金を目玉景品に当たらなかった当選者に平均的に配分することと言われています。
ここで重要なのが目玉商品の個数でもあるでしょう。もちろん当選数が問題であり、切りがいいので50人のうち10人が当選するとしましょう。言い換えれば当選者はベスト10であり、一般的に考えればオリンピック等と同様、ベスト3に目玉景品を割り当てるのが参加者も理解しやすいかもしれません。
先で目玉景品代が1から2万円と述べましたが、ベスト3それぞれに割り当てるお金と考えてみましょう。やはりベスト1が最も高い金額とすれば2万円分の景品とし、ベスト2と3を1万円にすることにします。ベスト3の合計で4万円、全ての景品代の10万円から差し引けば6万円であり、6万円を残りの当選者に割り当てるという計算ができるでしょう。
あくまで上記のことは代表例であり、参加人数等によって予算も異なってきます。あくまで参考例として認識しておくことも重要です。
ならば目玉景品はどういうものにすべきでしょうか?定番であればディズニーランドのペアチケットや温泉旅行の宿泊券等になるでしょう。そうは言っても便利家電セットのような生活関連商品でも、目玉景品になり得るだけのものが販売されています。
ただし目玉ばかりでなく景品にふさわしくないと言われているものがあります。たとえば生ものや大型家電製品等です。もし産地直送品や大型家電製品等をどうしても景品にしたいのであれば、目録やカタログギフトを使い当選者が配送を依頼できる形にする方が適切かもしれません。
二次会の規模や参加人数あるいは招待する人等が決まり、予算内でいよいよ二次会を主催しようとしますが、幹事を誰にするかをきちんと選んでおきましょう。一般的には親友と呼べる人やお金が関係するので信用できる人に頼むのがベストと言われています。
しかし幹事を依頼する人が決まっても会費を支払ってもらうか否かが問題になります。幹事と言えば、実際に二次会を動かす人であり、目に見えない部分でかなり働いてもらいます。そういう人から会費を取ることは、心情的には問題があることでしょう。
一般的には幹事の会費は受け取らないようです。またゲームにも参加しない代わりに、お礼の品を別途渡す例が多いようです。ただしお礼の品を受け取らない人も世の中にはいるようです。受け取らない場合、後日食事に誘ったり自宅へビール券等を送ることで、お礼を伝える方法もあります。
また幹事になる人が進んで会費を払おうとするケースもあるようです。人柄によるのでしょうが、どうしても断れない場合会費に相当するお礼の品等を送ったりすることが適切かもしれません。
二次会の景品を選ぶ場合にも、まずは二次会の規模や招待する人を決めておくことが大切でしょう。次に景品の個数や目玉景品を選び、予算内で収めるようにします。
予算は50人の二次会であれば、10万円を割り当てれば十分なようです。幹事に関しては一般的に会費を受け取らないようです。しかし感謝の気持ちを伝えることが大事であり、別途お礼の品等を渡すのが通常であるようです。
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